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加藤コミッショナー 辞任しろの声上がる [野球]

プロ野球の統一球の変更をめぐるニュースでテレビ画面に露出したのが、白球に黒字で書かれた加藤良三の文字だ。



今回はこの人物、加藤良三について少し書きたい。

この事件をめぐっては、なんで、人の名前が硬球に書いてあるんだと不思議に思わた方も多いのでないだろうか。

この加藤良三なる人物を調べたら、元駐米大使の外交官で、プロ野球コミッショナーだとわかった。

プロ野球コミッショナーは歴代、ボールに名前を刻めるのかどうかは不明だが、加藤コミッショナーは2008年7月に就任以来、かれこれ在任5年になる。

ただ、この加藤良三コミッショナーは野球に対する造詣の深さはつとに有名であるらしい。

ワールド・ベースボール・クラシックやメジャーリーグで始球式を務めた経験があり、日本のプロ野球で名を馳せた元選手たちも加藤良三について、その野球通ぶりを語っている。

それなら、外交官で野球通ならあプロ野球コミッショナーになれるのかという疑問が湧く。

歴代のコミッショナーの経歴を見てみると、外交官出身は第12代目の加藤のほかに、7代目だった下田武三がいるぐらいだ。

他の顔ぶれを見ると、検事総長や裁判所判事、大学総長、銀行相談役などさまざまな職業の人物である。また在任期間もさまざまである。


このことからさまざまなルートからコミッショナーへの道につながっているのは確かだ。

それならば、どのように選任されるのか?


また、そもそもコミッショナーはどれだけ偉い地位にあるのか。

まず、プロ野球コミッショナーとは何かというと、

野球協約という規約の中に

コミッショナーは、日本プロフェッショナル野球組織を代表し、これを管理統制する。

という一文があるように、プロ野球組織のトップであることがわかる。

トップであるがゆえに、その権限は大きなものであろう。

野球協約には、「コミッショナーの任期を2年とし、再任を妨げない。」とあるので、5年間にわたって在任しているのが、コミッショナー権限の強大さを表していると言えなくもない。

どのようにコミッショナーに選任されたのか?

2008年6月18日の東京・グランドプリンスホテル高輪で開かれたオーナー会議で、正式に第12代コミッショナーに就任している。
その前に日本野球機構が正式に日本プロ野球コミッショナー就任を要請したのが明らかになっており、日本野球機構が次期の日本プロ野球コミッショナーを決めていることになる。

組織内で次期のトップを決めるのは責められるべきことではないが、多くの国民が愛する野球の運営組織トップの選任過程が不透明との批判もある。

また、ウィキペディアの「加藤良三」のページには、「加藤の仲人は第7代コミッショナーの下田武三である」という記載もある。


最後に2020年開催の夏季オリンピックの競技の最終候補に野球・ソフトボールが残ったことについて、野球界の組織改革を推進しているその努力を触れておく。
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